與志窯 蟹沢焼
與志窯
亘理在住の陶芸家 石田隆昌氏の意志を継いで 当院で 窯を運営
1. 芸術性を高める
陶芸窯の作品は芸術としての価値が高く、更なる芸術性を追求し、表現力豊かな作品を作り上げる。
2. 技術力の向上
独自の技術による作品を提供するために、これまでの技術を磨き、新しい技術を開発して、高品質な作品を作り出す。
3. 地域貢献
地域に根ざした活動を推し進めるために、与平沼窯跡付近の粘土を使った作品の制作や、地域の子どもたちに陶芸を教えるなど、地域に貢献する。
4. マーケティング戦略
作者さんのそれぞれの収入につながるように、作品のオンラインショップの開設等マーケティング戦略を練り上げることで地域貢献に寄与する。
5. 継承
陶芸窯は、長期的な視点で考えて、後継者の育成や継承を行っていきます。
伝統的な技術や文化を後世に受け継ぎ、新しい時代に合わせた陶芸文化を発信していきます。
陶芸作品「素焼き前」
6. 診療とのつながり
手作業による技術やコミュニケーション能力の向上、ストレス解消やリラックス効果など、身体的、精神的健康に関する面で共通点があるとされます。また、陶芸は創造性を刺激することから、医療現場においては、患者の治療やリハビリに活用されることもあります。具体的には、手先の運動や認知機能の向上につながるという研究結果があり、特に認知症患者のケアに有効性があるとされています。陶芸を通じた診療やリハビリテーションに注目が集まっています。
土に抗アレルギー性の効果があることが、最近の研究で明らかにされており、当院でアトピーの方に治療用粘土を提供(無償)
蟹沢焼
(出土した瓦に描かれた唐草模様)
与平沼窯跡付近の粘土を用いて、出土した瓦などに描かれた唐草模様を再現
唐草模様の入ったコーヒーカップ
與志窯を通して、それぞれの作家さんたちから作品を発信しています。(インスタグラムやホームページで紹介)
蟹沢窯跡付近の土で作ったコーヒーカップ
遠い昔、奈良時代には、仏教建築が盛んになり、瓦がより細かく装飾されるようになりました。瓦は、屋根の防水性を高めるとともに、建物の美しさを高めるためにも使用されました。
平安時代には、瓦の使い方が多様化し、建物の構造に合わせて、瓦を用いた装飾が施されるようになりました。この与平沼、蟹沢地区にはそんな貴重な人々の営みがありました。
太古の昔に思いを馳せて、時の翼に乗って、脈々と地下に何も言わずに眠ってきた土を掘り起こす。
土はざらざらしていて、少しちくちくする。焼き上げるとオレンジや緑の光を放った。
命の土台に、今まさに咲き誇る花を活けて、苦いコーヒーをそっとそそぐ。
私達は、そんな旅を紹介していきます。
失われるもの、引き継いでいきたいものを大事にしながら。
思い出の土等を使った陶芸作品制作の募集
私たちは特別な陶芸作品制作を目指しています。皆様から思い出のある身近な土(物)を送っていただき、それを使わせてもらって、オリジナルの陶芸作品を制作します。
火と土の芸術である陶芸の技術を用いて、花器やコーヒーカップなどの美しい作品を思い出とともに焼き上げることで、さらに輝きを取り戻し、それぞれの思い出を永遠の形に残し、いつでも身近に置くことができると願っています。
制作の方法やデザインについては、希望も取り入れながら実現します。お気に入りの花瓶、食器、装飾品など、どんなアイテムでも可能です。
参加方法は簡単です。以下の手順に従ってください。